西船橋「づめかん」のレバテキがおもしろい
西船橋の北口に「づめかん」という立ち飲み屋がある。1階が増田家というラーメン屋。その増田家の隣、建物の外側に狭い階段がある。入り口にはこんな張り紙があるから、なんとか気付くことができるかもしれない。今回は、この「づめかん」の「レバテキ」がおもしろいということを聞きつけて飲みに来てみた。
「づめかん」は、船橋、市川あたりを中心(でも、確か門前仲町にもあったはず)に展開している、激安系の立ち飲み屋。一番安いチューハイは160円(…ん?160円だったかな)だし、おつまみも100円から存在しているし…。座れないこと(立ち飲み屋なんだから当たり前だけど)と、割と混んでることが多いことを許容できれば、かなり高コストパフォーマンスな居酒屋かもしれない。
んで、今回は「レバテキ」。レバテキというと、豚レバーを生っぽい状態で食べさせるメニューであることが多いけれど、昨今の食品衛生法の改正によって、豚レバーを生で食べさせてはいけないことになったが、「づめかん」の「レバテキ」は鶏レバーなのでOK。まぁ、厚生労働省としては鶏レバーを生っぽい状態で食べることは禁止しないけど、オススメはしてなさそうではある。
さて、この「レバテキ」。立ち飲み屋の狭いテーブルの上にカセットコンロを持ってきて、客自身が鶏レバーを焼くというシステム。どれくらいの焼き加減で食べるかは、客に委ねられているので生っぽい状態で食べるのもよし、よく焼くのもよし…ということで、鶏レバーで何か起こっても客の自己責任の範疇はかなり大きいような雰囲気。
「レバテキ」のたれは、ごま油に塩を入れたもの。これに生ニンニクが付いてくる。
「レバテキ」の調理中はこんな感じ。トングでひっくり返しながら、好みの焼き加減まで焼いていく。焼き上がったと思ったタイミングでたれに落としていく。
冷静に考えてみると、家でも作れそうなおつまみではあるけれど、立ち飲み屋で250円のおつまみとして出てきて、おもむろに焼き始めると…なんか楽しいし、すごくコストパフォーマンスがいいような気がしてくる。個人的にはなかなかイイ感じ。